異なる人口の定住パターンを比較し、地表面積以外の要因を考慮する場合には、相対密度指数1を計算することがある。いろいろな指数があるが、例をあげれば可耕地単位面積当たりの人口密度2や可耕地単位面積当たりの農業人口密度3などがある。時にこれらの指数は、可耕地5というよりは既耕地4に基づいていることがある。密度はまた、人口と経済的資源の総体との関係として表すことができよう。すなわち、資源とそれによって扶養しうる極大人口との関係を示す潜在的極大密度6または人口扶養力6が考えられる。適度密度7、すなわち資源を所与とした場合に、一人当たり実質所得を極大化するような密度、という概念が人口理論では用いられる。
Terms
- 人口扶養力 (313-6)
- 可耕地 (313-5)
- 可耕地単位面積当たりの人口密度 (313-2)
- 可耕地単位面積当たりの農業人口密度 (313-3)
- 既耕地 (313-4)
- 潜在的極大密度 (313-6)
- 相対密度指数 (313-1)
- 適度密度 (313-7)